
長い長い揺れが止まった

ガクガク(足が震える)

“生きていて良かった”

ジャリ(何かを踏んだ音)

“…(無言)”

“TVが落ちて壊れたのか 買ったばかりだったのに”

“いや 何もかも壊れただろう”

僕はあまりの被害の大きさに呆然としていた

僕の頭の中は真っ白。 1階に向かった。

“父さん 母さん 大丈夫?”

“大丈夫 すごかったね”

“うん(ほっとする)”

とりあえず居間に座る
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“…(無言)”

“!?(何かに気付く)”

“あ”

“車が落ちてる”

“えっ!?(全員、外を見る)”

(ドアを開けて外に出る)

ドン(SE)

ゴーン(SE)

杜沢団地は丘陵住宅地だった。

我が家の場合(模式図)

裏庭と庭の半分が崩れたのだ

“これじゃ車を出せない。 というか下の家まで落ちなくて良かった”

近所の方と母が外に出てきた ”すごかったですね”

(何かに気付く)

“え!?”

バン(SE)

…(SE)

“道路もめちゃくちゃだ”

ゴゴゴ…(振動) “きゃ(悲鳴)””余震か”

“これは大変なことになった”

つづく
