
“うん?”(気付き)

“臭いな。ガス漏れだ。”

“ガスの元栓は閉めたほうがいいですね”

(風が吹く)”寒い”

“部屋着だった。着替えをしよう (モノローグ)”

自宅二階に戻る。(ドアの開いているのが最初にいた部屋)

“うん?”(気付き)

“ドアが開かない(モノローグ)”

“これじゃ服を出せない(モノローグ)”

僕が最初にいた部屋に戻る。 “こっちに春物の服ならある(モノローグ)”

春物の服に着替える。”これじゃまだ寒いだろう(モノローグ)”

“仕方ない。この服装で様子を見てくる。デジカメ発見。(モノローグ)”

再び外に出る
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“あらためてすごいな(モノローグ)”

“こんにちは。大丈夫ですか?”

“すごかったね。大丈夫だった?”

“宮城県沖地震も比べ物にならない揺れだったよ”

“そうなんですか”

宮城県沖地震は1978年6月12日17:14に発生した。マグニチュード7.4。

甚大な被害を出した宮城県沖地震だが杜沢地区は被害が少なかった。それなのに今回の被害の大きさはなぜ?

“うーん(モノローグ)”

“どこもとんでもない被害だ でも怪我人はいないみたい(モノローグ)”

(何かに気付く)

“あ!避難所に行くのか(モノローグ)”

“!?”

春が近づいていたその日 突然前が見えないくらいの雪が降りだした

“ライフラインが止まってこの寒さ そして余震も続いている(モノローグ)”

“これは僕も避難しないといけないかも(モノローグ)”

つづく
山善(YAMAZEN)